2019年08月06日

ランボー超人Bの物語 その3正義の味方C

結局のとこ、はっきり“悪”がしてる事件なんて、ほとんどないことがわかっただけだった
もちろん、無差別殺人なんて起きたら、はっきり“悪”と言えるけど、日本じゃそうそう起きてない

政治家の馬鹿な発言や、東京の中央市場の移転に関したことや、ちょっと前にあった
総理大臣のご威光を利用した、国の管理していた土地の格安払い下げ問題、宗教団体が起こした事件

隣りの国が好きだとか嫌いだとか、少子化問題に、高齢者の比率が高い未来、引きこもりの中年問題に
子どもの虐待、年金制度の将来、地球温暖化と天候異変、外来危険生物の増加…etc

ざっと俺が考えただけでも、問題山積みなのに、スーパーマンじゃ片付かんことばっかじゃん
学校の成績が下半分の俺でも、分かるよそれくらい

頭にきて、いっちょスーパーマンになって、めちゃ暴れたろか、って思ったりもしたけど
そうすりゃあ、電車で暴れて逃げ出したことの繰り返しで、今度こそ警察沙汰になるだろうしなぁ…

こうなってくると、なんで俺が正義の味方にならなきゃいかんのか、それもわからない
言えるのは、会社をクビになって、仕事が無い→稼ぎが無い→食えない、ガス電気水道家賃払えない

そしてその先は、近々ホームレス→自暴自棄→超人力で大暴れ→国民の敵になり→親悲しむ
女の子にも嫌われ、どこに行っても居場所がない→いっそ死のうと思っても超人だから死ねない

何て、悲惨な近未来が浮かんで、俺は鬱になってしまいそうだった
が、そのとき閃いた!突然解答が脳のどこかから浮上したのだ

そうだ、怪盗になろう!
怪盗なら、超人力が即、役に立つし、格好さえ気を付ければ女の子にもモテそうだし

収入面は、大丈夫(まあ、盗んじゃっても気にならない連中は、それこそ一杯いるし)
後は、超人力をそのまま出さずに、なるべく怪盗らしい盗み方を考えられれば、いけるぞっ!

ということで、当面の問題が解決できた俺は、とりあえずゆっくり寝ることにした
(まあ、隣近所の声やら音楽やら、なにやらかにやらの音が耳について仕方ないが、そのうち……)
posted by Beeまたの名は熟年のK at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説
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